PHP

PHPのエラーを画面に表示させる設定

  • 公開日:2022.12.11

PHPのプログラムにエラーがあった時に、セキュリティの観点から画面に、エラー内容が出ないようにサーバーの設定がなされていることがある。

この設定の変更のやり方をよく忘れるので覚書

やり方は、phpのプログラムに書いてしまうか、htaccessファイルに書いて表示させるか。

さくらインターネットなんかは、phpの設定ファイルであるphp.iniに書いて表示させる。
(サーバー管理画面から行う)

 

PHPファイルに書いてやる

いくつもファイルがある場合は、共通で読み込むファイルに書いてやる感じ。

<?php
ini_set(‘display_errors’, “On”);
?>

または

<?php
ini_set(‘display_errors’, 1);
?>

合わせて、エラー表示のレベルも設定できる。

<?php
error_reporting(E_ALL & ~ E_DEPRECATED & ~ E_USER_DEPRECATED & ~ E_NOTICE);
?>

エラー表示のレベル

E_NOTICE(注意メッセージ)以外の全てのエラーを表示する。

error_reporting = E_ALL & ~E_NOTICE

E_NOTICE(注意メッセージ)とE_DEPRECATED(推奨エラー)は表示しない。

error_reporting = E_ALL & ~ E_DEPRECATED & ~ E_USER_DEPRECATED & ~ E_NOTICE

致命的なエラーのみ表示する。

error_reporting = E_COMPILE_ERROR | E_RECOVERABLE_ERROR | E_ERROR | E_CORE_ERROR

実行時エラーのみ表示する。

error_reporting = E_ERROR | E_WARNING | E_PARSE

実行時エラー+注意メッセージ

error_reporting = E_ERROR | E_WARNING | E_PARSE | E_NOTICE

いろいろ種類はあるけど、大抵の場合はこちらを使うと思われる。

htaccessに書いて表示

php_flag display_errors On

php.iniで設定する

display_errors = On

さくらインターネットなんかはこの方式で、サーバー管理画面から設定を行う。

このカテゴリの記事一覧